
毎月そこそこ稼げているのに、なぜか貯金が増えない…
こんな悩みを抱えているビジネスパーソンは少なくありません。
実は“お金が貯まらない人”には驚くほど似たような特徴があるのです。
本記事では、貯まらない人の思考・行動パターンを分析し、その対策もわかりやすく紹介します。「無意識のうちにお金が出ていく」その仕組みに気づいたとき、あなたの家計は確実に変わります。
「なぜ貯まらないのか?」という問いを持たない
「なぜ自分はお金が貯まらないのか?」と一度でも真剣に考えたことがあるでしょうか。
この問いを持たない限り、改善の糸口すら見えません。
例えば、ATM手数料を毎月何度も払っていたり、使っていないサブスクに気づかず出費が続いていたり……こういった「気づかぬ支出」が家計を蝕みます。
対策としては、まず毎月の収支をグラフで可視化してみましょう。さらに、「老後のために3000万円貯める」「3年後に車を買う」など、目的ある貯金を設定することで意識が変わります。

目的から逆算して毎月いくら貯めるか考えてみよう
「貯める = 我慢」と思い込んでいる
「貯金しよう」と思った瞬間から、極端な節約に走る人がいます。
コンビニを我慢、ランチも500円以下…最初は頑張れても、ある日反動で“ご褒美買い”をしてしまい、結局リセット。
また、「これは自己投資だからOK」と、本を次々買ってしまったりカフェでコーヒーを飲みながら勉強するもよくある罠。そのコーヒーいくらですか?
対策は「楽しむ財布」を設けることです。
月に3,000円だけ“贅沢用”の予算を組むことで、我慢による反動を防ぎ、継続可能な貯金体質を作れます。

先に贅沢用に使うお金を決めてしまいましょう!
「収入を増やせば解決」と思っている

もっと稼げれば貯まるはず!
この思い込みは要注意。実際、年収が上がったのに貯金は減った…という人も少なくありません。
収入が増えると、自動的に生活水準が上がってしまいがちです。より良い住まい、外食の頻度、ブランド品…「ちょっとくらい」の積み重ねが支出を膨らませます。
大事なのは“貯蓄率”の意識。手取りのうち、何%を貯金に回しているか?を常に把握し、収入が増えても「貯金額も上げる」ルールを決めましょう。

貯蓄率は生活スタイルによって変わりますが収入の3〜4割がおすすめ!
見直すべき収支TOP5

第5位 保険料(特に不要な特約)

勧められるままに入った医療・ガン保険などが過剰になっているケースも多いですよ
第4位 ATM手数料・振込手数料
月に数回使うだけで年間数千円の無駄に。無料のタイミングを把握していない人多数。

数百円ですが塵も積もれば大金になります
第3位 キャッシュレス小額決済

タッチ1秒で買える時代、少額であれば買ったことすら忘れていることがよくある。
第2位 コンビニ・カフェ代
少額の繰り返しが月1万円を超えることも。レシートを見てギョッとする代表格。

先ほどのキャッシュレス決済と組み合わさってると危険ですよ。
第1位 サブスクリプション(定額課金)
動画・音楽・アプリ・英会話など、「使っていないけど課金中」が最多。

使用頻度が低いものは、すぐ解約しよう!
まとめ
貯金ができないのは、能力のせいではありません。むしろ、“習慣の隙間”に気づいていないだけ。思い込みや自動化された支出に目を向け、小さな改善を積み重ねることで、着実にお金は貯まります。
・「問いを持つ」
・「楽しみも組み込む」
・「収入アップ=支出増」にならない
この3つを意識するだけで、お金の流れは大きく変わります。明日から是非意識してみてください!