新社会人に必要な心構え10選!これを意識するだけで驚くほど成長できること間違いなし。

マインド

新社会人としてのスタートには、不安や期待がつきものです。学生生活と異なる責任や環境に戸惑うこともあるでしょう。しかし、ここでしっかりと心構えを持つことで、成長と充実を実感できる日々が待っています。

本記事では、社会人としての基礎を築くために必要なマインドセットを具体的に解説します。新しい環境で迷いや壁に直面したとき、この記事が少しでも背中を押せる存在になれば幸いです。一歩踏み出す勇気を持ち、充実した社会人生活を始めましょう!

本記事はこんな方にオススメ

・これから新社会人となる方
・社会人になることに不安を感じている方
・同期に負けたくない方
・全てのサラリーマン

基本中の基本

そんなの当たり前だよ!という声が聞こえてきそうですが、まず初めにお伝えしておきたい基本中の基本が3つあります。

・挨拶をしっかりする
・遅刻は絶対にしない
・身だしなみに気を付ける

これから紹介する心構え以前に必ず守っていただきたいのが、この3つです。これらができていなければ評価を受ける以前に周りから「失格」の烙印を押されてしまいます。
人からの印象は最初が全てで入社1年目や転職1年目では優秀かどうかより、まともかどうか値踏みされていると思って間違いありません。

挨拶をしっかりする

出社したら大きな声で元気よくハッキリと「おはようございます」と言ってください。
先輩や上司が挨拶してきた時も同様にちゃんと「おはようございます」と返してください。挨拶されて嫌になる人はいませんし、しっかり挨拶ができるだけで上司や先輩から可愛がってもらえる確率が上がります。そうすると様々な仕事へのプラスの影響を実感できるはずです。

そして挨拶は利害関係者以外にもしっかり行いましょう。例えば、勤務するオフィスビルの清掃員の方や配達の方など出入りする社外の人達にも同様の対応をしてください。
身内や利害関係者だけに良い顔をして、その他は知らんぷりだと説明するまでもありませんよね。またそういった行動は上司や先輩からも見られていると思い意識するようにしてください。実際見られてます。

遅刻は絶対にしない

台風や雪などの天候、電車通勤なら人身事故による遅延や線路内に人が立ち入った、車通勤なら事故や渋滞など様々な要因で朝遅刻してしまう場面に出くわすかもしれません。ですがあえて言います、それでも遅刻は絶対にしないでください。

他の人が予期せぬトラブルで遅刻する中、新入社員のあなたが時間通りに出勤できれば「しっかりしてるな」とプラスの評価を得ることができます。
遅刻をすることのデメリットは非常に大きく、メリットは1つもありません。

やむを得ない場合を除き、様々なトラブルに対応できるよう時間に余裕を持ち行動してください。

身だしなみに気を付ける

お洒落をしてください高級な物を身につけてくださいという話ではありません。清潔感を大事にしてください、ということです。

髪はボサボサじゃないか?スーツはシワになっていないか?靴は汚れていないか?など朝鏡の前で自分をチェックするようにしてください。これは仕事にも通ずることで、細部まで気にする習慣が身に付きます。
特に営業先やクライアントと会う時に先方の些細な変化を感じることができるようになると、その時に合った対応ができます。プライベートで意中の人とデートしている時も同様です!

特に靴には気を付けるようにしてください。靴は自分の目から一番離れているため意識しないと清潔に保てないからです。できれば毎日、少なくとも週1回は靴を磨くようにすることをオススメします。

重要度★★★

提出物は早く提出すべし!

例えばこのような会話を想像していただきたい。

上司
上司

〇〇さん、この資料今週中にまとめておいて。

あなた
あなた

わかりました。

月曜日や火曜日に言われて、今週中なら金曜日までに出せばいいかなと思う方は多いのではないでしょうか。答えは「否」です。スケジュールの都合もあると思いますが、できるだけ早く取り組んで提出してください。

そしてその際、資料の完成度は50〜80%程度で問題ありません。なぜか。
早く提出し、上司や先輩からフィードバックを受け、再度アップグレードし提出するためです。資料のまとめ方が間違っている場合は修正できますし、アドバイスを受けることで質の高い資料を作ることができます。

資料作りには正解がありません。ならば先輩や上司の力を借りて、より良いものに仕上げて行くしかありません。提出が目的ではなく、フィードバックやアドバイスをもらえる機会だと気楽に先輩や上司に相談しましょう。

とことん真似しよう!

入社や転職してすぐは企業による研修プログラムが設けられている場合もありますが、受け身になりすぎてはいけません。ならぜなら研修で教えてもらえる内容には限界があり、時間的な制約もあるので表面的なことしか学べません。
研修期間を終えて、すぐ現場で結果が出せる人は多くありませんし私自身も研修と現場のギャップに苦しんだ経験は数え切れません。

まずは真似したいと思える人を見つけてください。
どんな会社に勤めても尊敬できる人やこの人のようになりたいと思える人はいるはずです。その人を見つけたら、とことん真似して仕事のやり方を盗んでいきましょう!そうすることで成長のスピードは飛躍的に向上します。

私自身、入社してすぐ右も左も分からないときはメンターのYさんの仕事の仕方を徹底的に真似しました。クライアントと商談するときの話し方や会議用の資料の作り方、飲み会での立ち回りなどYさんになりきる勢いでした。
他の方と一緒に仕事をした際に「お前、Yみたいな話し方するよな」と言われる程でした。

このYさんからは数字を基にしたロジカルな会話の展開のさせ方、時にはコミカルな話題を取り入れる緩急など多くを学べました。ただ、このY先輩は酒癖が悪く、そこだけは真似しないように気をつけました。

いつまでに?なぜ?を常に考えるべし!

仕事を進めていく上で一番重要なのが「優先順位」です。

そのためには納期は必ず確認しましよう。仕事は1つではなく資料作りからクライアントとの商談やアポイントなど多岐にわたります。そして、その仕事について「なぜ?」というマインドを常に持ち続けてください。

上司
上司

来週の〇〇さんとの商談に向けて、この資料を作っておいて

あなた
あなた

わかりました。

上記のような会話は日常的に行われますが、返としては不十分です。

あなた
あなた

わかりました。いつまでに必要ですか?

上司
上司

商談日の前日で大丈夫だよ

あなた
あなた

この資料は何のためですか?

上司
上司

このシステムを導入した事例を、数字で先方に提示したいからだよ

これくらい確認をすると商談の目的がクリアになり、話の展開を考えながら資料を作ることができます。また、商談日まで時間があれば、優先順位を下げ別の仕事に取り組むことができます。

「なぜ?」を聞いた時に「自分で考えろ」や「いいからやれ」と言われることもあると思いますが、一度は聞いてみるべきです。その仕事が持つ意味を理解した上で取り組むとより良い仕事ができるはずです。

また、なぜ?を常に考える習慣が身につけば情報から未来を予測しやすくなります。
例えば、「気温が下がる何が売れる?」と考える時に防寒具や鍋の材料などはすぐ思いつくでしょう。もう少し深く考えてみると「気温が下がると暖かい場所に旅行に行く人が増える」から「旅行用のスーツケース」が売れると予想できるようになります。※考え方の一例です。

このように深く掘り下げて考える能力は、日頃の意識で身につき習慣になっていきます。

重要度★★☆

メモを取るべし!

会議やミーティングなどの内容は紙ノートに残しておくことをお勧めします。人間の記憶は記憶してから1日のうちに7割が失われると言われています。会議の内容はメモで残しておかないと多くの人が次の日にはほとんど覚えていないんです。
重要なものは特に残すようにしましょう。またメモをとる姿勢はやる気のアピールにもなりますし、何より眠気防止に効果的です。午後一番の会議や重要そうじゃない会議は意外と多く、眠気に抗うためにもメモをとりましょう。

また、クライアントとの商談でも同様です。商談しながらメモを取るのは失礼にあたるのでは?と思われるかもしれませんが、全く問題ありません。私自身、何か言われたことは一度もありません。注意されたら止めればいいのです。

また、メモをとるときスペースは贅沢に使うと後々確認しやすいです。

根回しと準備は万全に!

上司
上司

今日の会議の着地点は?

あなた
あなた

現状報告と今後の展望です

このような会話は非常に多いですが、これでは会議が曖昧な議論で特に何も決まらず終わる場合があります。

このような展開を避けるためにも、事前に根回しをしておきましょう。根回しする際には情報の整理と議論したい内容を明確にしておく必要があります。

あなた
あなた

このような状況なので、今度の会議では次回の一手について議論を行いたいです

と、上司に事前に伝えて会議の方向性の確認や会議当日の内容について軽く打ち合わせをすることで脱線せず時間を有効活用できます。
会議をやることが目的となっている場合は意外と多く、無駄な会議は生産性をさげ社員のやる気を下げますので、そうならないよう新入社員であっても行動することが重要です。

会議では必ず発言すべし!

まだ入社して間もない時に会議で発言するには勇気がいることだと思います。ですが会議では必ず何かしら発言してください。

会議は仕事の一環で議論の場です。そこで発言せず座っているだけでは「何もしていない」「サボっている」とみなされます。会議の内容がよく分からないから質問のしようがないと感じる方もいると思います。そんな時は質問ではなく確認をするイメージで発言してみてください。

あなた
あなた

先ほど説明の内容は、〜という認識で大丈夫ですか?

同じ内容を再度聞いているだけですが、認識や目線を合わせる作業は重要なので発言する内容に困ったら参考にしてみてください。

また、結果の報告が行われた場合は以下のような発言を参考にしてみてください。

あなた
あなた

その結果を得るために心掛けたことや工夫があれば教えてください

議論するために新入社員の新鮮な目線は必要だと言われる場合があるかもしれませんが、そう言われると何かアドバイスのような発言をしないといけないと考えてしまい発言が億劫になることがあります。そういった場合の参考にしてみてください。また会議で発言することは「能力」であり訓練すれば身につきます。勇気を出して発言しましょう!

重要度:★☆☆

会社の集まりには参加するべし!

上司や同僚から飲み会や何かしら集まりに誘われる機会があると思います。そういった誘いには参加することをお勧めします。
一番の理由は仕事を円滑に進めるためです。参加することで上司や同僚との距離が縮まり、仕事上の疑問点やアドバイスをもらえやすくなります。また、あなたという人間を認知してもらえ、出世にも若干有利になるはずです。

ですが、個人の時間やお金など犠牲にするものもありますので、全てに参加する必要はありません。自分が参加したいもので十分です。

まず最初に誘われたものは参加し、楽しくなかったり無駄だと感じれば次回から参加しなくて大丈夫です。まずは参加してみる、という気持ちを持っておいてください。

休みの日でもゴロゴロしない!

一週間の疲れを癒すためにも土日はゴロゴロしたいと思う方も多いと思いますが、できるだけ平日と同じ時間に起きて活動するよう心がけてください。そして、昼間は趣味(何でも良いです)に費やすことで充実した休みになると思います。

私自身、若い頃は昼まで寝て1日中ゴロゴロして過ごしていた時期もありました。ただ、そうすると月曜は特にスイッチが入らず仕事に集中できないと感じました。入社してすぐは1日1日が大事となるので、そういった悪循環は避けるべきでしょう。

趣味を見つけよう!

先も述べましたが何でも良いので趣味を見つけましょう!

理由は仕事以外に打ち込めるものがあるとストレス解消になり、また同じ趣味で会社の同僚と雑談で盛り上がることができるからです。

おすすの趣味

・読書、映画鑑賞
・旅行
・ゴルフ
・テニス
・筋トレ、ランニング
・競馬、パチンコ
・ゲーム

などなど、自分に合った趣味を見つけてみてください。
会社で上の世代と絡みやすくなる点でいえば、ゴルフやテニスはお勧めです。あと麻雀。

投資をしてみよう!

投資で一番大事なのは「時間」です。詳しく説明することは省きますが、今でも若い頃に投資を勉強しておけば良かったと後悔しています。
最初の頃はお金がなくて投資に回せるお金なんてないよ!と言われるかもしれませんが、月に数千円でもいいので始めてみてください。今はNISAやiDecoがあるので手軽に始めることができると思います。

10年・20年後にやってて良かったと思えるはずです。

まとめ

いかがでしたか?
4月から新社会人になる方や転職してすぐの方に、意識しておいてほしい心構えを紹介しました。

今回紹介したものを日々意識するだけで、あなたの人生が少しでも良くなれば良いなと願っております。

これからも、役に立ちそうな知識や心構えを紹介していきますので、これからもお楽しみに!では、また!

参考書籍

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